最近思うこと。
幕末の長州 松下村塾 塾頭吉田松陰となでしこジャパンの佐々木則夫監督は、その指導方法が似ています。

たった1年半の 塾頭としての、教えで、高杉晋作、久坂玄瑞、入江九一、吉田栄太郎(後に松下村塾の四天王と言われるが全員自刃又は戦死)伊藤博文、山県有明(この二人は後に総理大臣)品川弥二郎、野村和作、山田顕義(後に大臣)等後の明治維新の立役者、その後の政界の中心人物を輩出した。惜しむらくは 30歳にして井伊大獄に連座して斬首されてしまった点である。
一方佐々木監督は、怒鳴ったり怒ったりの指導はせず、日本人選手の体格、スタミナ、スピードを外国人選手と比較分析し、方向性を示し、選手個々の長所短所を把握して、具体的に説明して全体として最も勝利に近づける方へ導く理論と実践に基づく指導法。
これは根本で松蔭の指導方法と共通性がある。
勿論幕末は人の生死にかかわる点でサッカーの勝負とは違うが、目的達成のための方策という面では、似ていると考えます。