平成24年8月8日に、野田佳彦首相と自民党谷垣禎一総裁そして公明党山口捺津男代表の3党首会談で、衆議院解散総選挙の時期について、「近いうちに国民に信を問う」で合意し、見返りに8月10日消費税増税法案が成立した。
ところが野田首相は、一向に解散時期を明言しない為、ついに8月29日自民党含む野党7党は、「首相の問責決議案」を提案し、
参議院で可決し(公明党は欠席)現在国会は空転しており、ことの発端の「近いうちに」が問題になっている。
国語辞典「近いうち」を引くと・・近日、そのうち・・とあり、ハッキリしない。
が芸能界、一般社会でも「近いうちに食事でも・・」がよく使われるが、大体が社交辞令であり実現しないことが多いと聞く。
とすると、野田首相のほうが一枚うわてだったのか、或いは具体的な期限の感触があったのに、反故にされたのか真相はわからないが、ヤハリ政界は不可思議な世界であることは、間違いないと思う。