2年前のこぼれ話欄で、「今年の競馬界は、3強が活躍する」と予想した。
5歳三冠牡馬「オルフエーブル」、4歳三冠牝馬「ジエンテイルドンナ」、
4歳2冠牡馬「ゴールドシップ」
うち「オルフェーブル」は、2013年末有馬記念1番人気、8馬身差をつけ1着を最後に引退 種牡馬生活へ、初年度種付け料1回600万円150頭種付けし2017年度には初産駒が競馬界に現れる予想。[一説には童貞を奪ったのは、サラブレッドでもない、小型ポニーに分類される、ムッチリ熟女・・性格がおとなしい経験豊富なお相手を選んだらしい。・・・]
牝馬「ジエンテイルドンナ」も「翌2014年末]有馬記念4番人気で優勝を最後に引退、本年から繁殖馬入りした。こちらの処女を破ったのは、リーデイングサイヤーの一角である、ベテラン14歳のキングカメカメハ(外国持ち込み馬)である。
あと残った3強の一角「ゴールドシップ」が5月3日春天皇賞に出走、一昨年5着、昨年度7着と人気に応えられなかった鬱憤を晴らして1着となった。
このレースには、後世に語り継がれるドラマがあった。
先ずゲートインを嫌がって、3分間近く調教助手、騎手などがなだめて競馬場がどよめいて、最後は頭に黒袋をかぶせて強引にゲートに入れたが、最初は全く走らなく17頭立て最後尾を走った。距離3200m京都競馬場を2周半するその2周目の向こう正面からロングスパートをかけ4コーナーあたり3番手まで上げ、2番人気に応え騎手の懸命の鞭で最後直線を押し切った。
結果的には、横綱相撲とも言える勝ち方である。父馬ステイゴールドに似て荒々しい性格で気分が乗らないと全く走らないが、その気になると爆発的な力を発揮する。それとベテラン騎手横山典弘が上手く馬の気持ちを汲み騎乗した。
現在6歳になったが、未だ実力はあり、年内は走ると思うし頑張ってほしい。
今月28日投票1番人気で「宝塚記念」に出走する予定。
「ゴールドシップ」は、個人的にも好きな馬で、珍しい芦毛(いわゆる白馬)で名前も「宝船」で、スッキリして晴れやかな響きがあり、馬券は追っかけ過ぎて相当注ぎ込んだが春天皇賞で少し戻したところである。